低炭水化物の摂取量を調整して行うダイエットにはいくつか注意すべき点があります。炭水化物ダイエットは、元々主食が少なく、主菜や副菜が多いという人が行うのに抵抗が薄いダイエット方法です。
炭水化物が多めの食事をこれまでしていたという人が、ご飯やうどん、パスタなどを制限されると、献立づくりは相当難しくなります。炭水化物ダイエットの特徴的な点は、肉や魚などたんぱく質の摂取が自由にできることです。
そのため、ストレスの少ないダイエットと言われています。炭水化物の食事が好きな人には食べる量が制限されます。イライラしたり、ドカ食いの欲求が溜まったりと言う事もあります。
炭水化物は消化されると糖質になるわけですが、脳にとっても大切な栄養素であります。頭の働きが鈍ったり、意識が下がったりという症状が、炭水化物を極端に減らした食事によって起きたという人もいるようです。
肉の摂取量を増やして、炭水化物を抜いた分の空腹を補っているという人もいるようです。脂質の摂取量が多すぎたために、血管の内側に脂質が貯まって脳卒中や動脈硬化を引き起こすことがあります。
特にコレステロール値が高い人には向かないダイエット方法でもあります。炭水化物のダイエットは良い面もありますが、人によってはあまり向かないケースもあるので、事前にしっかり情報収集してからダイエットをはじめるようにしましょう。