ダイエットと内臓脂肪には密接な関係があります。皮下脂肪型と内臓脂肪型に大別されるようで、肥満には2種類あるといいます。内臓の周囲につく脂肪が、内臓脂肪というものです。内臓脂肪型の肥満である可能性が高いのは、お腹がポッコリ出ているのに肉がつまめない場合だそうです。脂肪が内臓に蓄積されている隠れ肥満体型の人も、外見は肥満に見えないけれどいるようです。健康へ及ぼす危険性が大きいと言われているのが内臓脂肪で、必要になってくるのがダイエットによる改善です。高血圧や高血糖など、生活習慣病と呼ばれる症状が起きやすくなるのは、内臓脂肪が体内に蓄積されることによります。メタボリック症候群が注目されるようになったことから、最近では、美容だけでなく健康のためにダイエットをする人も増えてきています。単に体重が減ればいいというものではなく、体脂肪を減らすことであるという認識も広がりつつあるのが、ダイエットです。有酸素運動で減らしやすい脂肪が、内臓脂肪です。真っ先に内臓脂肪が燃焼することにより、ダイエット直後にお腹がへこむのだそうです。体脂肪を減らすことがすぐにできるからといって禁物なのは油断をすることです。内臓脂肪から運動などで遊離脂肪酸が血液中に溶け出すこと、高血圧や糖尿病の原因にそれ自体がなるといいます。内臓脂肪がつかない、ダイエットの必要のない状態を維持することは、大事なことなのです。